• L!ft


  • 鉄骨造、地上2階。六甲山の中腹、標高500mの自然豊かな場所に建つ専用住宅。
    恵まれた周辺環境と敷地をどう繋げ、あるいは切り離すかがテーマとなった。
    周辺の土地と高低差のある敷地は、擁壁で切り離すのではなく、黒栗石が敷かれた緩やかな斜面によって周辺と繋げられる。
    4本の鉄骨の柱によって浮かされた建物を、道路に面した南側に配置することで、北側にプライベートな性質をもつ、広大な緑地のスペースを確保しつつも、建物によって、緑地が周辺と切り離されることを防いでいる。
    室内は北側緑地に大きく開き、豊かな自然環境を取り込むとともに、それ以外の方向には細長いハイサイドライトを設けることで、 プライバシーを保ちつつも、自然光や空、緑を取り入れている。