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  • 鉄筋コンクリート壁式構造 地上3階、専用住宅。
    敷地という境界を乗り越え、敷地内に直接的に影響を与えるもの、太陽からの光、空気の流れ、天候、車の騒音、排気ガス、など。これらと、敷地内の生活とをどう結びつけるか、あるいはどう切り離すかということが、この住宅のテーマとなった。
    東西方向に平行する2棟の建物間に、谷のような中庭を設け、それを介して相対する各棟の中庭面を全面的に開口とし、可動式のアルミルーバーを設けることによって、各棟間の関係を調整できるようになっている。
    また敷地北側には独立した高さ7Mの壁を立ち上げ、建物と道路との間に谷のような細長い庭をつくり、交通量の多い北側道路との関係を断ち切っている。